面白半分 猫半分

人としての面白半分な日々と、猫とともに面白半分な日々。熊本在住。頭も半分、おバカさん。

2019-01-01から1年間の記事一覧

スギヤマさんのこと

最近なかなか熟睡が出来ない。白々と夜が明ける前、変に目が覚めて、スマホを見る悪い癖がついた。半分眠りに落ちた記憶の沼の中で、ふいに浮き上がる、思い出たち。もう会うことはない人の残像が沼の底からゆっくりと水面に上がり、また沈む。そんな、ふい…

泣き猫はち

はちはうちの裏玄関の物置の上の コンテナの箱に住む、雑種の野良猫のオス。 2年ほど前からうちに落ち着いた。 白地に灰色の柄で、顔の中心鼻から口に「はち」の字に 白い毛があるのではちと名付けた。 性格はこれまでの猫の中でもっとも温厚。 この性格で野…

グローバルチャレンジだとよ。

またまた熊本で流れるCMへのいちゃもんなのだ。「グローバルチヤレンジ」って…このうさん臭さは何だ?世界中の蜂蜜を輸入して、ブレンドして売ってるだけではないかい。本気で世界の環境にチャレンジしているなら、ちゃんと実績を示しなよと思う。試飲して住…

太陽の畑だとよ。

テレビで、熊本の大手の製薬会社の「太陽の畑」というコマーシャルものを「見せられる」時がある。大まかに言うとその会社は裏の雑木林をつぶした場所に太陽光パネルを敷き詰め、その発電で工場、事務所の電気をすべて賄うようになりましたと、有名なナレー…

セカンドオピニオンは大事。

猫の小弾が発情期で夜な夜なうるさいのだけど、肩の疼痛で気にならない。そんな事は気にせず、我が家の猫の親分「寛太」が僕の布団の中に強引に入り込み、左肩だろうが、右肩だろうか、僕の腕枕で寛太は眠りに落ちる。前回の病院の診断が唐突すぎて実感がわ…

またまたやってしまった。

ブログのネタは結構あるのだ。縄文時代の人と犬の関係、エジプトの古代でのミイラと猫の関係とか、いろいろ調べてブログに書こうとしたら、何か気分がすぐれない。頭のきずのせいか、通勤の疲れのせいか、キーボードを叩く気が起こらない。そうこうしている…

健次と春樹 2019

命が助かって一番良かったのは、(もう一度死んだ気になって)やり直せることだった。あの日、そのまま死んでいたら、スット何も残らなかった。いくら悔やんでいても、やり残したことがあっても、死ぬ時は死ぬのだな。そうなってからは手の打ちようがない。…

ありがとうよ、寛太

寛太は我が家の猫族の長である。5歳の雄で、天涯孤独、これまたいつものように裏玄関の傘立ての下にいた。当時は完全な野良猫で、傘立てに居ない時は、裏の空き地の草むらで身を隠しながら生きながらえていた。 おそらく父親は伝説のボス猫「チビ」だと思う…

ハイパント

ラグビーのワールドカップは良かった。テレビの前の猫どもも心なしか喜んでいたと思う。猫からしたら、日頃めったに聞いたことのない人間の叫び声を聞いたに違いない。 「うおりゃー、ヒィーッ、ボコボコにしたれっ、キャーッ、ヒィーツ、ウオーツ、キャー!…

ETの事

ETは去年、うちの裏玄関の傘入れの下に迷い込んだ3兄弟の一匹で雌である。今年の9月で1年、人の年齢で言えば18歳のJKである。どこでどう聞いたのか分からないが、我が家の裏玄関までたどり着き、他の大人の野良猫どもに交じって、傘入れの下でコソコソッと餌…

般ニヤ~心経その3

僕の精神安定剤はパキシル錠と般若心経なのだ。般若心経はいろいろ取り寄せて読んでみたが、やはり一番いいのが岩波の中村元教授の本だ。最近の超訳本は読めば読むほど味が無くなる。中村氏の本は昭和初期に発刊されたもので、読めば読むほど難解で、自分で…

般ニヤ~心経その2

NHKの番組でクモ膜下出血の特集をやっていた。クモ膜下になると、約4割の人が亡くなり、残り3割が重度の障害、3割がなんとか、社会復帰という。手術には開頭手術して破けた血管にクリップを挟むものと、血の塊にコイルを入れるもの、血管にステントを入れる…

いったサン。

田舎の交通事情は酷い。これは車の運転が出来なくなってから身に染みた。幸いにも自宅からバス停までは1分の距離にあり、まだマシなのだが、時刻表を見ると絶望する。1時間に1本どころか、2時間、3時間に1本しかないのが普通なのだ。そのバスに乗ってみて更…

おれおれじいさん。

携帯を3回も忘れる自分だ。忘れないようにするためにはまず、自分の身の回りをすっきりさせること。そう思い付き、会社の銀行口座もすっきりさせることにした。まず当座預金口座の解約。今どき、小切手、手形を切ることはまずない。昔は当座預金の開設が会社…

携帯を忘れて3回目

また携帯電話を忘れてしまった。今年で3回目だ。あるネットセミナーに参加し、懇親会もあったのだが、とにかく人の多いのは頭が疲れて、耐えられないので早めに出て、今の時間なら晩飯食べてちょうど、1時間に1本の帰りの高速バスに乗れるわいと思ったのだ。…

オキツネ様の怪

連休の早朝5時頃、1階に住む老母より、叫び声がする。 「1階に白い猫がおるっ!」 まさか…そもそも、うちには白い猫は居ないのだ。 「それでも声がする、足元に白い猫が走った!」 目が覚めないまま、フラフラと1階の部屋を探す。 もちろん、どこにもない。…

クリームのこと

猫神家の我が家、今、家猫として6匹在住。もちろんすべて、野良猫、迷い猫、猫の捨て猫どもの集まり。最後はチャーリーと言う名の、サイベリアン何とか風の大きな図体のオス猫だ。6匹目の家猫の座に滑り込んだ。外人嫌いの老いたる母は最初は大嫌いだったが…

縄文、陶器

ふと、連休前に思いついたのが、手に職をつけようと陶芸教室を検索して申し込む。今更遅すぎるのは承知の上、それでもオジサンは何でもやってみよう。 今度頭の線が切れて意識が消えたら、それで人生終わりのような気がするし。手に職をつけるのは冗談だけど…

ブログのタイトル変更す。

これまでのブログのタイトル「山猫倶楽部から」「面白半分 猫半分」に変更した。どうも、山猫倶楽部というのは、登山に関係する人々のグループ名であったり、宮沢賢治の童話の延長線のイメージが強いので、この際、変更した。面白半分猫半分。僕の残された人…

人生60からじゃい。

年に1回、高校のクラブで同窓会として集まる機会がある。ふとしたことがきっかけで過去に逆戻り。ネットの世界は怖い。知らないうちに繋がり過去の友から連絡がきて繋がった。もともとそんな集まりには関心がなかったが、続けて多分10年近くなるのだ。当初は…

ヒガンちゃん

最近事務所の近くに猫が少なくなってとても寂しい。お向かいの鼻ヒゲはくるのだが、自転車で徘徊するに、どうも猫の数が少ない。以前は発生源(僕の家のように)猫屋敷があったのが、激減中だ。つい角を曲がった家には、常時様々な柄の猫(野良ネコ・半野良…

さて、どうなるか。

今年は3回も脳のCTを撮った。先生曰く「もう、どうもありません。脳の血管もきれいです。大丈夫です」僕は質問する「どうも両手の痺れと、両肩の筋が後ろに引っ張られて、上に上がらず、痛いんですが。」若い医師は表情を変えずにパソコンの画面を見ながら「…

イノシシを殺すなよ

僕の自宅の横にいのししが出で、老母が驚いている。 みんな、農家はイノシシに畑を荒らされ困っている。怖くて誰も外にでれない。猟師も高齢化でそうそう山に出てイノシシを殺せない。困った困った。 解剖学者で有名な養老先生が言っていた。いのししの防御…

山猫倶楽部・アクセス伸びず

山猫倶楽部という名前でブログを書くが、ほとんどアクセスがない。 ただ「山猫」というキーワードは意外と強く、同性同名で登山のクラブや、山に関する集まり、童話の趣味の会の名称と微妙に被るのだ。基本ほとんど、友人のいない僕だし、このブログの事は一…

秋の山猫

山猫の名の通り、僕も山に登っていた。熊本でも深い山に登ると紅葉がきれいだ。この写真はある峠から西に向かっての山の稜線の紅葉だ。長ーい林道をえんえんと車で走り、トンネルを抜けると峠に出て、その峠から急坂を登った場所が東西に長く伸びた稜線なの…

思い出のサンパツ

あ~頭がもやもやする。朝起きて、顔ももやもやする。猫の毛が顔にまとわりついている。顔を洗ってもすっきりしない。ただでさえ、頭がもやもやして気分が落ち込むのに。思い切って、散髪にいくことにした。が、我が町内には散髪屋が2件しかない。1件は遠い…

般若心経、般ニヤ~心経

この年になり、般若心経に関心を持った。何でも気になりだしたら止まらない自分である。今や老人に話題の書。心を落ち着かせる経文が書いてあり、気がついたら母も習字がてら書き写して、仲間の婆さん連中とその内容を学習していたそうだ。どんなもんだいと…

CT

今年になって3回目のCTの撮影だった。両手が軽くしびれ、両肩が突っ張り、右の額の傷跡が時にたん瘤みたいに膨らむのだ。診察してくれたのは初めての若い医師だった。僕の脳の画像を見ながら彼は自信を持って「問題ありません」と断言した。気を使ってあいま…

朝日のように、さわやかに。

たしか、ジャズの曲名で「朝日のようにさわやかに」というスタンダードがあった気がする。思い出すのはジョンコルトレーンのビレッジバンガードのライブ盤での「朝日のようにさわやかに」だが全然さわかかでないのだな。うねうねとうっとおしい、暑苦しいと…

ET発情す。

フギャーフギャーといきなり泣き出す、ET。また発情す。9月でちょうど1歳。人間で言えば18歳くらいなのだが、今回で2回目の発情だ。1階のチャーリーが原因。チャーリーは、妹曰くサイベリアン何とかのはず。そんなシベリアの外猫がなんで田舎のうちに彷徨い…