面白半分 猫半分

人としての面白半分な日々と、猫とともに面白半分な日々。熊本在住。頭も半分、おバカさん。

バラまきは増税のもと。熊本県知事選。

 

バラまきは増税のもと。

 

散歩中に見た、ある政党のポスターのキャッチコピー。なかなか良いではないか。

時々、僕の事務所に某宗教から本が勝手に送付されてくるのだけど、なかなかやるではないか。その団体が運営する政党のポスターのコピーなのだ。

 

熊本県知事選挙投票日まであと少し。我が自民党。前回までは「一心不乱」…いゃ「一心腐乱」したままなのだが、今回は、朱色の統一された色合いののぼりに「くまもと新時代…ともに未来へ」と書かれてある、なんとも「ダサい」のぼりが春風にひるがえる。このコピーは意味不明。「一心腐乱」の方がまだ分かりやすかったぞ。想像するに、もともとのコピーの原案に、裏金事件に追い詰められたじい様たちが、ああだ、こうだと意見を言い合い、あいまいで焦点のボケたコピーに決まったのだ、多分。

 

そんな意味不明ののぼりが僕の住む小さな町にもはためき出した。小さな味噌、醬油屋にも。ああ、商工会も助成金でいつもお世話になりますからね。中央とのパイプが売りの候補者。この人に頼めば、投票すれば、中央から特別に我が町にも天から補助金が降りてきますと自民党信者はそう信じ込まされている。

 

今回の候補者、自民党推薦と言いながら、選挙の公示前から、自民党の広報看板にでかでかと顔写真が載り、これはつんのめり、フラィング、反則技でなないかと思うのだ。彼は自民党の候補者そのものではないか。退任するカバ(蒲島知事)も自民党推薦といいながら、前後左右にびっちり自民党の県議、国会議員その他、大勢が脇を固め利権を守り抜いていたではないかいな。今、緑の自民党選挙カーに乗って手を振る候補者は自民党の候補者ではないか。

 

何十年も前から続いてきた、地方は公共工事がないとやっていけないという議論。今も、偉そうに開き直る土建屋がNHKでインタビューする記者に怒鳴っていた。これが相も変らぬ、岩盤保守層のおじい様の姿か。怒鳴るだけ、怒るだけ、脅すだけのあなた達のツケが我らに回ってきました。

 

昔の思い出だけど、ある観光協会の総会で、ひなビタある温泉街の振興予算について「こんな予算ではやってはいけん!」と叫ぶ、温泉協会のじい様がいて、その横暴ぶりに腹を立てた役所の責任者が「まず自分たちで振興案を考えて下さい、それでも予算が足らないと言うなら話は分かります」と言い返したら、いつのまにかその担当者は飛ばされて居なくなった。観光協会とやらもじい様たち(ばあ様、はほとんどいない)の利権の塊で、岩盤保守層の塊なのだ。ま、こんな話は、僕が言わなくても掃いて捨てるほどありますが。

 

最近は、無駄な農免道路は作り尽くしたし…おかげで道に迷うのだ…今度はいよいよ、八代から天草まで海をまたいで橋を架けろといいだす沿岸の市長、町長、議員ども。何兆円かかるねん。過疎地から過疎地に橋をかけて経済効果などあるものか。それでも作れと言い続け各自、カバを中心に手に手を取る人間の腐り…鎖が不気味なんだ。無駄な川辺川ダムの建設の次は天草シーレーンかと思うとぞっとする。

 

気の弱そうな、やさしそうな、自民党推薦の候補者君。

あなたの思考肉体は99%自民党…県知事に選任された後に、ここまで自民党のお世話になりながら、自民党の提案する議案に、時にあなたは無駄だと反論できますかいな?熊本の自民党も堂々と県議会の議員から知事選に打って出ればよいのに。(身内の賭けゴルフ、愛人騒動が告発されたばかりか‥)

 

今回の県知事候補者は4人。一人馬鹿が居て情けない。(土建屋だからお金はあるのだろう) 彼の「日本人による日本人の為の政治とか」言う、ヘイトスピーチギリギリのポスターのコピーは醜悪。バイクが趣味とのこと、一度、海外にツーリングして、欧米人に人種差別されてきたら?と思う。あんたの愛する日本はまだ、原爆落としたアメリカの植民地なんだから。ぼやぼやしてるとあんたの頭の上にオスプレイが落ちるぞ。

 

バラまきは増税のもと。裏金も増税のもと。
過疎地を豊かにするのは、補助金などあてにせずに、住民が自分の頭で考える事ではないか。