面白半分 猫半分

人としての面白半分な日々と、猫とともに面白半分な日々。熊本在住。頭も半分、おバカさん。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ヘモグロビンが越えた

昨日の内科の定期健診の血液検査でヘモグロビンA1cが危険数値を越えてしまった。永年踏ん張っていたけど、7.5が出た。 コロナストレスで、甘いものを我慢していたが禁をおかし自己責任。8になると完全に糖尿だ。永年、お世話になった糖尿内科の先生はそれ…

たんこぶ出現

げっ、先週の忘年会の夜に出た症状というのは右の額、開頭手術をした跡に、ちょうど水餃子くらいの大きさのたんこぶが出来たのだ。折角楽しい忘年会だったのに興奮しすぎたのだが、夜、いつものくせで額を触るとぷくんと皮膚が飛び出している。いったん飛び…

忘年会

金曜日、5年ぶりくらいの忘年会だった。 会社近くの居酒屋。入ると、超満員!コロナも何のそのお店一杯、座るところもなくわいわいがやがや、盛り上がる。みんな声がでかい。おのずと自分の声も大きくなる。僕は頭のケガのおかげで酒1滴も飲めない。アルコー…

蝶の道

嗚呼、どうしてもめまいが収まらない。ひどいめまいではないが、軽いのが続くのだ。 一日中、そんな軽いめまいの薄い膜の中に意識がある。もう死ぬまで解放はされないのかもしれないが。先日、脳外科で処方されためまい止めの薬「ケタス」は一時的に効いたが…

1000日目

10月は僕にとって魔の月なのだ。 ちょうど3年前の10月、熊本の秘境、五家荘で道に迷い、谷に落ち、岩陰で一夜を過ごし、更に谷に落ち山をさまよい、川を渡り林道に這い上がり、一命をとりとめた。あと数分で捜索隊が出動するところだった。 その翌年の2018年…

猫の変なところ。

我が家総勢6匹の家猫のブームは寝床争い。特に廊下の古いミシンのしまってある箱の落ち込みの争奪戦が激しい。箱には落ち込みがありその落ち込みに体を沈めて寝るのが気持ちいいらしいのだ。 その争奪戦の勝者は一番性格温厚な「コダマ」。 彼女は絶対にその…

三度目の正直はなかった。

もともとしつこい性格なのだ。サツマニシキに会いに3回目、宇土市のある公園に出かけた。前回は初回に発見したほぼ同じ場所にニシキは居たのだけど、さすがに3度目の再会はなかった。会いたいのなら来年の今頃、同じ場所で。それでも会えたとしたら奇跡なの…

ぶらぶら楽し

サツマニシキの出会いがきっかけで、近くの田畑をブラブラあるき、野花、蝶に関心が出来た。アマゾンで野草や蝶類図鑑の古書を買った。 いちばんのお気に入りは「アオスジアゲハ」 青いラインがシンプルで美しい。意外とよく会える蝶なのだ。 このデザインで…

美しい再会。

サツマニシキに出会い、欲の深い自分は又会えたらいいなと、1週間後、同じ場所に行ったら本当に同じ場所に一羽、虫食いだらけの葉の上に僕を待っていてくれた。 なんと幸運、強運なことか。折角ならとマクロレンズで正面から顔を撮ろうと草むらに入ると、彼…

役にたたないもの。

10月になり、ようやく車の運転の許可となった。脳の傷が原因で2年間、運転が禁止となっていたのが解禁されたのだ。(時々、高速道路走っていたけど) しかし運転してみて町内限定免許かも知れないと感じた。目の前の情報の分析ができない。左右に刺激があると…

般若心経・半ニャー心境

我が家は浄土真宗の檀家なのだ。父の月命日に、お寺の息子がお経を唱えに来てくれた。( 彼は、保育園の経営で頭がいっぱいなのだけど )。もともと宗教について考えたことのない自分としては彼に聞きかじりの質問をした。ここ数年、読み始めた般若心経と、浄…

誤診。

うちの義父は昔気質の苦労人で、我慢強く、どんなことがあっても弱音を吐かない人だった。そんな義父が体調をこわし、かかりつけの内科に何度も通うも「高齢化、ただの疲れでしょうな」という老先生の診断、いつも「様子を見ましょう」との事だった。義理堅…

半沢ロス。

半沢直樹が終わった。僕も少し半沢ロスなのだ。日曜の夜のテレビは、我が家の定番、「なにこれ珍百景」から「ポツンと一軒家」そして「半沢直樹」というゴールデンルートを辿るのだった。普段はほとんどテレビを見ないのだけど、日曜の夜はこのルートを辿る…

どうかしているけど。

僕の20年来の薬の履歴。デパス。ドクマチール。リーゼ。パキシル。 過去にいろいろ恨まれることありまして。もちろん、意図的に意地悪したこたぁないが。結果として恨まれることありまして、心療内科に行くと、優しい先生は「そりゃぁ大変だ」と話を聞いてく…

悲しくてやりきれない

今日も暗いこころで、あり。大企業の末端の下請けの下請けが僕の仕事だった。その企業は昔から、目の前に大きな滝が迫っているのに、お偉いさんはいかだの上でどんちゃん騒ぎをしていると言われていた。今や帰りの燃料を積まずに、沖縄戦で玉砕するために出…

「僕の時間、猫の時間」

昔、学校で読まされた本で「象の時間、ネズミの時間」という本があった。要約すれば、生き物の心臓の鼓動数はみんな同じで、長生きする象はゆっくり心臓の鼓動を打ち、短命なネズミの心臓の鼓動は早く、両者の寿命と鼓動数はほとんど同じという内容だった。 …

つまり、書けないが、書く

ネコの写真、話題もたくさんある。 しかし、ブログを書けないが、書こうとする。 気分がづーんと落ち込む。 落ち込み続ける。 60を超えたおじさんだが、 意識はまだ20歳過ぎた頃、 空回りだ。 運動会のリレーの選手に突然呼ばれ、 バトンを手には走るが…

さらばィ

どこでどうスイッチが入ったのか分からないが、夏の前から家人に片付けスイッチが入った。永年勤めた仕事を止め、気持ちを整理したい気もあるのだろうけど、日に日に片づける作業に力が入った。家を出た子供らの日記から、何から何まで、時にタンスを退け、…

秘密の花園

下界では散々だらしない僕だが、山に行くとひと時救われる。病気や貧乏、背負うものがなければ、里山に引っ越すのだけどやむを得ない。毎週日曜日、ポツンと一軒家という番組を見て、全国どのくらいのオヤジが一人「何もなければ自分も山に引っ越すのに」と…

ぐぐっ。

いかんいかん、この猛暑。とくにうちの事務所は2階が熱い。屋根が鉄製でもろに、太陽が熱伝導するのだ。1階の連中は冷房ガンガンかけて仕事してやる。もしかしたら僕が熱さで死んでいるのかもと誰も心配しないのか。机の引き出しのバナナも熱く柔らかい。と…

キツネのカミソリ

誰が名づけたのか、なんとも物騒な名前の花ではないか。しかも怪しく美しい。阿蘇の水源地を散歩していたら、散策道の横の湿地帯に群生して僕の様子をそっとうかがっていた。僕の知らないうちに、くるっと顔を上げたり、顔を向けたりして、目を光らせている…

僕が京都に行った理由・その3

男の寿命は短い。特に自分の場合は、大きな致命傷がある、が、今のところそんなに支障はない。去年の夏、額の傷口から膨らんだ「たんこぶ」も数日で収まったし、今年はまだ症状はない。ちょうど60歳にもなったし、京都訪問で気持ちに区切りをつけようと思い…

僕が京都に行ったわけ・その2

和歌山から新大阪に戻り、新大阪から京都の宿。 次の日は、京都の真ん中、中京区にある京都芸術センター前の喫茶店・前田珈琲で、懐かしい友人、キタモトさんと再会した。京都芸術センターは昔の小学校の跡地で、昔ながらの校舎を改造し、演劇や映画、様々な…

僕が京都に行ったわけ・その1

なんで今更、京都に行くの?とよく聞かれたが、仕事の要件というのは全く嘘で、きわめて個人的な理由から京都に行くのだ。去年の12月30日に僕も何とか60歳を迎えることができた。悪運強く、この60年間で何度も死にかけ、タッチの差でなんとか生き延びてこれ…

深淵を前にたたずむ蛙かな。

7月11日から14日まで久しぶりに京都に行ってきた。仕事先の連中には、販路開拓、久々の営業じゃい、と言いながら、ほとんどがふらり、ふらふらオジサン一人旅なのだ。最近事務所の2階でひきこもり、ほとんど、下に降りてこなかったから連中から怪しまれてい…

夕焼け

もう今日で7月になった。帰りの列車の車窓からはほのかにオレンジに染まった雲仙のあおい山影が見える。夕焼けの次には夕暮れがやってくる。2年前までは自宅から熊本市内の事務所まで1時間、国道を通り通勤していた。往復約80キロの道のりだ。月曜から土曜日…

アジサイを見に行った。

昨日、梅雨の晴れ間をぬって、住吉公園(神社)のアジサイを見に行った。外見はアジサイの花は満開だが、1週間ほど開花時期が過ぎていたので、花びらも精彩がなく、疲れ気味だった。来客だけが多く、猫の額ほどの駐車場はあっという間に、満車になった。みんな…

菊池渓谷に行った。

梅雨の合間を見て、6月20日の日曜に菊池渓谷に行った。菊池渓谷は大雨災害でようやく復旧されたのだ。しかし今回のコロナ騒ぎで更に入場規制がかかり、最近ようやく解禁になった。新しいビジターセンターも出来て、どんなものか見てみたいと思ったのと、おそ…

デンツウ、ベンツウ

ちまたでは、電通の悪業が話題だけど、業界では知らぬものなし。電通はブランド企業行政から特別な予算を預かっていて、その予算を狙いそこから”ちぎって”、埋まらない穴を何とかしてもらおうと泣きついて来たテレビ局や新聞社に、その予算の一部を”ちぎって…

難題

子供のころより困ったときはみんなで力を合わせて頑張ろうと、教え込まれてきた性分なのだつまり、60を過ぎた今でも、人に迷惑かけるな、他人を貶めるなと骨の髄までしみ込んできた人生なのだが、つまり、言い換えれば今の世の中、骨の髄までそんたくの仕組…