たしか、ジャズの曲名で「朝日のようにさわやかに」というスタンダードがあった気がする。思い出すのはジョンコルトレーンのビレッジバンガードのライブ盤での「朝日のようにさわやかに」だが全然さわかかでないのだな。うねうねとうっとおしい、暑苦しいところがいいのだけど。
朝、お盆に娘が帰省して部屋を掃除、模様替えしてくれた。今、窓際にベッドがある。寝っ転がると、そのまま夜空が見えるし、朝は青い空が見える。猫どもも朝になると、窓際に来て、順番に外を見る。彼らも朝を感じるのだ。毎日、どんな思いで外を見るのだろうか。
人間の世界ではね、このところ、毎朝、うっとおしい事ばかりで、オヤジは疲れてしまったんだよ。人間はなんで、妬み、争い、嘘、いじわるばかりするのかね。猫の世界は、そんなことは一切ないもんな。
オヤジは最近朝がつらいんだよ。でも、いくら辛くても、おめえらといつも一緒にいたいわけだ。ムラムラ、こころの病気が顔を出す前に餌の時間だ。気が紛れて助かるよ。