面白半分 猫半分

人としての面白半分な日々と、猫とともに面白半分な日々。熊本在住。頭も半分、おバカさん。

2022-01-01から1年間の記事一覧

日本習合論の感想の続き。

前回のブログの続き、「日本習合論」の感想の続き。 天草市本渡の諏訪神社に行った。天草では一番、規模が大きめの神社なのだ。境内も綺麗に掃除されていて、そつのない神社のお手本のような神社だった。社務所には大きな日の丸が掲揚されてあり、祝日には国…

誇大妄想的日常

古代妄想…の話は後にして、縄文土偶の古書は正月読もうと思う。 いろいろ、パソコンを整理していると、5年も前に設置してもらっていた、アナリテイクスが出て来た…出て来たと言っても引き出しの中からではない、忘れていたブックマークからぼんわり浮かんで…

小説家になりたかった Fさんが居た。

nhkのラジオ、高橋源一郎さんの番組「飛ぶ教室」を時々聞く。その回は、作家の井上ひさしさんの思い出話で、井上さんが文学賞の選考委員である人の作品を選んだ夜、その本人が深夜、自宅までやってきて「これで小説家になれました。店をたたんで作品作りに専…

少し悲しい、吉野ケ里。

この前の日曜日、寒空の下、佐賀の吉野ケ里遺跡に行った。これまで、全然関心のなかった自分がいったん、縄文やら、巨石信仰、修験道やらをかじると、やはり吉野ケ里遺跡は外せないのだ。自宅から高速で約3時間。灰色の空、冷たい風が吹く敷地の中に遺跡は…

大阪のおばちゃん。

僕には大阪のおばちゃんが3人居る。 若かりし頃、集団就職で熊本から大阪に出たのだ。 長女の僕の母と末っ子のおばちゃん二人が地元に残った。 大阪のおばちゃん3人の年はもう80を過ぎた。 暮らしにも少し余裕ができたのか、 10年くらい前から大阪から熊本へ…

岩屋熊野座神社 (いわやくまのざじんじゃ) に行った。

60を過ぎ、急に神社だの遺跡だの、修験道に関心を持つようになった。この前は仕事のついでと言いながらも、実は人吉、球磨地域の視察のついでに、仕事に行ったようなものなのだ。前の晩から、どこに行こうかといろいろ調べていたが、見れば見る程、人吉、球…

縄文考古館の想い出

縄文にふれたのは確か5年前、無印の本屋で縄文土器土偶の写真集と出会ってからだ。よく言われるように、その縄文本は僕を呼んだのだ。縄文ファンがよく言うように、それは雷に打たれたような衝撃…ではないが、僕はその写真集を見て驚き、感動し、縄文の電波…

不思議な1年だった。

今年は不思議な1年だった。 まだあと1か月残っているけどね。 ある時ふと、縄文時代の土器、土偶に心引き寄せられ、 6月には念願の本物の縄文土偶を長野の岡谷市まで見に行った。 目の前に国宝の縄文のビーナス、仮面のビーナスを見、 手元にある大きな縄…

矢岳神社に行く

国見岳の事を調べているうちに石の宗教について関心が高まり、隣町の天草市の矢岳神社に行った。折角の日曜なのに用事があり、動けるのは昼前からだったが車で1時間ちょっとで行けるのだ。白嶽の山頂近くの湿地帯にトンボを探すのも楽しいし、白嶽の巨石群…

国見岳の事。

五家荘に鎮座する国見岳は標1739メートル。熊本県最高峰の山なのだ。熊本県民のほとんどが熊本の最高峰は阿蘇山と思っているが、そうではないし、そもそも阿蘇山という山は存在せず高岳、中岳という山々の総称なのだ。五家荘と同じ烏帽子岳という山もある。…

2022年 五家荘、晩秋の1枚。

2020年 五家荘、晩秋の1枚。 今夏の水害で大きな被害を受けても、五家荘の山々は例年通り、鮮やかな深紅、黄の葉の色に彩られて飽きることはなかった。紅葉祭りの期間中、離合の為の一方通行の道路規制に加え、水害で寸断された道路は通行禁止の迂回路で大回…

ブログ、引っ越ししてきました。

note. ちょうど2年前、noteにブログを引っ越しして108件のブログを書いてきました。思うところあり、またハテナブログに引っ越ししてきました。 noteは、例えて言えば、大きな、おしゃれな都会の本屋。たくさんの人がやってきて 感心のある内容の記事を探し…

悲しきダムと五木村

"> ">僕個人と五木村の付き合いは長い。もう30年近くになる。釣りや登山で、五木村の山や川に入り込んだ。特に川についてはヤマメ釣りにはまり、分水嶺となる大通り峠を下り、道沿いに流れる五木小川に竿を下ろし、一日を過ごした。基本ヤマメ釣りは一人なの…