面白半分 猫半分

人としての面白半分な日々と、猫とともに面白半分な日々。熊本在住。頭も半分、おバカさん。

ぐぐっ。

いかんいかん、この猛暑。とくにうちの事務所は2階が熱い。屋根が鉄製でもろに、太陽が熱伝導するのだ。1階の連中は冷房ガンガンかけて仕事してやる。もしかしたら僕が熱さで死んでいるのかもと誰も心配しないのか。机の引き出しのバナナも熱く柔らかい。とうとう、左の額の傷口後がたんこぶのように膨らんでしまったではないか。

そもそもまともな仕事なんてしてないのだが、パソコン開いてぱちぱちしている日々で、そんなことしてるから、たんこぶ出来て、駅のホームを間違えてえらい目にあったんだ。数字の認識が出来ないのだ。2番ホームの文字を見て ( 何故か!) 2番ホームから向かいの1番ホームに渡る。列車が来る。そらあせるわな。向こうの2番ホームに自分の待っていた列車が着くんだから、正確に。

4月の末に、プードルのような会社の経理が突然辞めた。前日まではおびえながら花壇に水をまく人形のような人格が豹変し、「辞めてやるこんな会社!」とこうなった。

もともと「この事務所には盗聴器がしかけられていますっ!」「どうして?」「わたしが悪口言っていないか監視されているんですっ!」「誰に?」「あなたに!」

その時に辞めてもらえば良かったのだが、まぁまぁ、となだめたのが悪かった。それから2年。いつ「プードル化」するか恐れていたのが、4月末の「やってられない!」事件になったのだ。辞めた翌日、僕とデザイナーのA君を批判する怪文書を作り、封筒にお菓子の「モナカ」一個、一個をテープで巻きつけ、パートのみんな配りに来たりした。翌日、A君を批判する手紙がA君あてに、へなへなした文字で届いた。

結果、4月から8月まで、うちの会社がもうかっているのか、損しているのかわからないまま、僕は一番苦手な電卓をはじき、税理士事務所のユキちゃんを困らせているのだった。こんな会社でも1年に、4千万くらい売り上げがあるのだ。いつもサーカスのような綱渡りと僕の強運で生き延びてきたのだが。1階の連中はひたすら仕事している。

 

嗚呼、電車の2番1番ホームを間違えるくらいの僕が経理代理をしている会社はどうなるのか?

まぁ、たんこぶは首筋をアイスノンで冷やして寝たら翌朝、引っ込んだので、明日の日曜は山歩きに行かないとならんぞ。来週は台風くるかもしれんし、人生短し、

 

ぐぐっ。