面白半分 猫半分

人としての面白半分な日々と、猫とともに面白半分な日々。熊本在住。頭も半分、おバカさん。

ダリ見て、猫見て、山笠流れ

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大雨もなんとかやり過ごせた、三角線はしょっちゅう止まったが。新幹線も停まるしね。

福岡の吾輩堂さんに猫の絵本を家人と買いに行く。家人は初めてで、福岡もほとんど初めてだ。

最近、脳の傷のせいか、なかなか眠れない…というか深夜でも目が覚めると頭の中が興奮しているのだ。朝起きると両手が重い、誰かに引っ張られたような感覚だ。僕の眠りの用心棒、寛太もさすがに一緒に横たわるのは暑いらしく、時々、ポン太がやってくる。(ワラビー改名)行きの電車の中で高校生の声がうるさい。右の耳と左の耳で違う会話が聞こえる。それとテレビでも、タレントのネタネタした質問調の話が苦手でイライラして、いつも家人に怒られる。

折角、禅の本を買ったり、宗教の本を買ったりしたのに、心が収まらない。

新幹線で博多まで行き、地下鉄で大濠公園まで行き、湖ののんびりした亀に感動しながら、現代美術館に行き、ダリを見る。もちろん他の作品も間近に見学、鑑賞する。ダリはいい。今に通じる空気感が、僕はとてもいい。ダリの感覚は昔も今も、リアルに通じるものがあるのだろう。全然古くないのだ。その後、猫の古書の専門店、吾輩堂さんに行き、お目当ての絵本を買い込む。前回は衝動買いが多かったが、今回はできるだけ欲しいものだけ選んで買った。

その後、天神で博多山笠の飾りを見て、運よく、中洲川端の付近で流れ曳という本番の予行練習のような山笠を見学、撮影中に水を正面から浴びて逆に楽しかった。まだまだ、いろいろなところに行きたいと思う。

以前の仕事の先輩から電話があり、命、体が大事だから、もう仕事も辞めて、例えば道の駅とか、そんなところで余生を生きたらどうだと言われた。本人ももうすぐ定年、その後はわずかばかりの年金で、これまで通り、海外でのボランティアをしたいとか言っていた。自分こそ、余生を楽しむつもりはないくせに。(僕の体を心配してくれたのだろう)

まぁ、悔いのないように、これまで買った本を読み尽くしたい。行ってみたかった場所に行きたい。猫どもと少しでも一緒に暮らしたい。猫についての文章を書きたい。僕の余生はこう決まっているわけだ。

吾輩堂さんで買った本、絵本は本当に良かった。

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