面白半分 猫半分

人としての面白半分な日々と、猫とともに面白半分な日々。熊本在住。頭も半分、おバカさん。

あさましきなり。

昨日までは暇がある時はスマホをいじっていた。待ち時間、電車の中、バス停。ドアが開くと社内一列、マスクをした老若男女、スマホをいじっている。1回につき5分。一日、10回として、50分がガラスの板を見つめ、時間をつぶすことになる。いい大人が意地にになりスマホを連打する顔の間抜けなことよ。美人のお姉さんが口を開けたまま、ラインを見ている顔も間抜けだな。かくいう自分もそうだから何も言えぬ。

スマホには答えも何も書いていない。単なる情報のコピーだけなのだ。ヤフーニュースで、しでかした連中の記事のコメントもつい見る。毒を吸うように。(なんであの整形外科の成金のバカ医者のコメントばかり載るのだ…こんな風に脳が反射して、朝から自分で自分の脳に毒を入れる…これは煙草よりたちが悪い。見知らぬ、何の関係もない人物をひたすら憎むような精神構造になるのだ。)ツイッターもそうだ。呪いの言葉の応酬だ(逮捕寸前の議員の悪口もいいが、お金欲しさにその議員に投票した広島の有権者を取材したらいいのに。こいつら共犯者で、また金もらえば違うやつに投票するよ。)

スマホは携帯性の悪夢幻影装置なのだ。それに感づかれないように写真機能までついて騙されている。みんな悪夢幻影装置の中で生きている。

地域おこしも観光も、SNSだのインスタグラムだの、誰が本気であなたの街に観光に来るもんか。お土産欲しさに適当に写真撮って終わりの観光客なんて、そんな奴何万人呼んでも、二度と来ない。それで終わりではないか。何も思い出に残るはずがない。自分の事を振り返ればわかりそうなものだ。

コロナの件も何度もスマホ見ても無駄。感染者の数だけしか書いていない。その公表された数、政治屋の嘘くさいコメントを読むのも無駄なのだ。

あさましいのはラジオコマーシャルでさりげなくタレントがコロナの話題を話をして、その流れで乳酸菌だの酵素だの、何の効果も実績もない食品を売りつけようとしているのもいやらしい。そんな手合いが増殖し始めたのだ。コロナ便乗菌が。

今日、熊本の上通で、熊本では結構有名なお茶屋の前を通ると早速のぼりがはためいていた。「コロナ予防にお茶のカテキン」こんな表現はテレビ新聞では薬事法に抵触してで一発不可。カテキンでコロナが予防出来たら、革命だな。イタリアの数万の患者が救えるし、お笑いタレントも死ななくて済んだのかもしれない。某お茶屋から言わせれば何が悪いねん…てなもんだろうが、悪いのはてめえの商売根性だと、言いたい一日だった。

まぁ、そんなコロナ馬鹿の増殖にこだわっていたら、寿命の短い僕は更に寿命が短くなるので、とにかく今日から、スマホを見るのを禁止、人の悪口も禁止。ほんともう、半分猫の世界で生きるのがなんと健康な事だとあらためて思う。

列車の車窓を見れば、菜の花が風に揺れて待ちに待った春ではないか。町の桜も咲き始め、あまりにももったいない、春が来ているではないか。春に深呼吸。

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