無事に東京から帰り、頭の中も心配するほどおかしくなかった。
今時は気圧頭痛と言われるのか、雨が降ったり曇ったりして
空気が重くなると、気分も重くなる時がある。
6月は紫陽花の季節と言うけど、
これまではわざわざ写真を撮りに行く気はしなかった。
ただ、近頃は地元でも有名な紫陽花の咲く公園で
捨て猫たちを見かけて、
会社に行く途中に餌をやったりする。
我が家にも猫が7匹いて、
みんな捨て猫、迷いネコチームなのだ。
これ以上、住人を増やすのも限界にきている。
餌はともかく、トイレの始末も大変なのだ。
その公園にも今、大人猫が4匹前後居ついて、
春に子猫が産まれ、数匹生き残った。
これだけ有名な公園なので地域猫という方法で
猫を保護する方法もあるのだろうけど、
まだそこまで話が動いていない。
その子らのおかげで、
僕は紫陽花の開花時期がよく分かり、
朝、カメラを手に出かけた。
ちょうど、雨あがり。
雨に濡れた紫陽花の表情は
なんともいえぬ潤いがある。
クモ君が頑張って巣を作ったのだけど、
雨のおかげで蝶や虫は飛来せず
ひと休み。
君たちの仕事のおかげで
いつもと違う紫陽花の世界を見ることが出来ました。